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今月のコート( 従来版 ) / 来月のコート
川内の状況 / 今日の天気
会計報告 (2022年11月分)
出欠事前通知
大庭サイト ( 完整版:BOOKMARK ! )
★ コートにて 燃えよ冬菊 陽の光 ★
次回 12/7 水 10:00-12:00 川内 ②+④
前回 12/5 月 10:00-12:00 川内 ⑦ ( + ⑧ [キャンセル] )
参加者 5 大庭 永沼 三浦 宮田夫妻

2022 / 12 / 4 ★ 原田ひ香<事故物件 いかがですか?東京ロンダリング>を読了 事故物件を浄化するためそこに何か月か住みつく女性を描く物語 ついで<ミチルさん 今日も上機嫌>に入る バブル期の幻想を捨て切れぬバツイチ女性が次第に現実に目覚めていく物語(解説から読む) 今の社会情勢そのままである 作者は問題にそれなりの対処法を与える 説教をするわけではない それが彼女の小説をマジカル・リアリズム的なもの(嘘っぽくない嘘)にしている 等身大の生活にまつわる幻想小説 力まない社会派の小説 閑話休題 寝室の両壁に防寒用発泡スチロール板(1畳大:厚さ4cm:白)を6枚設置し終える 壁とベッドの間に挟み縦向きに立たかけるだけだがその保温効果たるや抜群 電力料金値上げに対抗する実に安上がりな手立てである 生活上の工夫はうまくいくと楽しい 生きるための上手い工夫をするために生きる やらねばならぬことも自己目的となれば自由となる 我が家は吹きっさらしの崖のような坂の中ほど 吹きっ晒しの風に晒され夏冬とも涼しい 浴室磨き(70分)終了後昼食&食器洗い 雨が降らなければ夕方茂庭でラリー どうやら雨なので取り止め 呉春が届く 2杯 谷崎潤一郎が好んだ酒だがどうも昔大衆酒場で呑んだようなお座敷の味 谷崎は相場師の親父が破産して若い頃から苦労したがどうも安酒の味しか知らなかったようだ 若い頃貧しかった人間は大成して金持ちになるとやたら通ぶる 通ぶるのに最適の酒か 最近の澄みきった東北系の酒とは違う ゴテゴテと調味された酒だ 今売れ行きいちばんの獺祭も実はその系列なのである さて良い加減ほろ酔い加減のまま原田の小説に戻る <彼女の家計簿>を読み始める さらに<アイビーハウス><ギリギリ><ランチ酒 おかわり日和>を注文 面白くて止められない止まらない すべてイッキ読みした 彼女の小説はホンノリというかノホホンとしていてなぜか好きなのだ : ヒューム<道徳・政治・文学論集 ( 名古屋大学出版会 2011 ) >を読んでいる 今は<勢力均衡>というギリシャ・ローマ古典文献から引き出された何やら漠然としたお話(キッシンジャーが用いた<バランス・オブ・パワー=勢力均衡>のこと) ヒュームは古典文献(歴史文献)から気の利いた洞察を引き出すのがうまい<哲学者>( 百科全書派の philosophe の先駆け ) しかしそれもここまで来るとちょっと眉唾 ギリシャ古代都市国家が<勢力均衡>を保つために近隣の国家と同盟を結ぶのは他国の都市国家の隆盛に対する<嫉妬>からだと言う 当時の多様な同盟関係がそんな単純素朴な社会心理だけで説明できようとは思えない たとえ最初は<嫉妬>からであったとしても同盟関係が成功や失敗を繰り返すうちに別の要因も加わってその結果同盟の新たなる慣行が定着することもあるだろう この別の要因が何かというのが問題になるのだ 結果的に生まれる慣行というのは社会集団内の実践が持つ費用対効果を最適にすることに落ち着くのではないか 物事には<熱平衡>のように自動的に何らかの定常状態(<熱死>)に落ち着くような面がある ひとが意志的な選択をしているよう見える行為もただの偶然の成り行きでそうなることが多いのだ ダーウィンは生物の進化(成り行き)を偶然の積み重ねである<自然選択(自然淘汰)>のせいだとした 誰も選んだわけでもないのに誰かが選んだように見えるというわけである ネオ・ダーウィニズムでは更に進んでその原因を遺伝子の突然変異に求める だがその突然変異というのも問題がないわけではない 突然変異が起こる頻度が実際の生物進化のスピード(頻度)に合っていないことが判った そうなると別の要因を考えねばならない 中立説なるものも出てくるのだが生物進化のこの問題は未だ未解決である 物事の変化また生き物の変化の説明というのは素人の<当て推量>で解決できるほど単純な問題ではあるまい むろんそういった<当て推量>の通用するあるいは通用した時代や社会があったことは立派な事実(社会的事実) 続くエッセイ<公信用について>は返済後回しの国債発行は信用が失われたらヤバイという警告 現代日本の国債はその大半を国民(の預貯金)で負担しているため奇跡的に持っている しかしこういった異次元の金融緩和はいつまで続けられるのか 安倍ノミックスが遺した大きな負債である イングランドにオランダ起源の国債を持ち込んだのはウォルポール政権 ヒュームはそれを危ぶむ 彼は国家が万が一(戦争)に備えて備蓄する古代ギリシャ・ローマの慣行を美徳と考える なるほど個人のローンは破綻するが国家の手の込んだ詐欺めいた国債はよく持つ 国に対する盲目的な信用からだ しかしその信用が失われたらそれこそ地獄 我が国でもいつそうなるのだろうか 続いて<古代諸国の人口について>を読む 古代は人口稠密な時代 多くの著作ではそう述べられている ヒュームは実はそれが間違っていることを古典文献を用いながら巧妙に論証 力作である 奴隷制の残酷さ過酷さについても情のある実に人間的な考えを提示している ヒュームは今日もっと注目されてよい思想家ではあるまいか : ホルクハイマー&アドルノ<啓蒙の弁証法>を読み直す ナチズムの台頭後両者がアメリカに亡命中に書かれたもの なるほどアドルノの思想が色濃く出ていてしかもよく書けている それにその後起こったポストモダニズム運動の走りともなっている とはいえ所詮は頭の中で思い描かれたヘーゲル的なヤワ(夜話)なお話であることは確か どこか頼りない 同じ頃に仏の五月革命が起きたがアドルノはそのせいか学生紛争中のドイツの学生たちに罵詈雑言を浴びせられる それ以降一世を風靡していたフランクフルト学派の社会学も凋落の一途を辿る とはいえアドルノと共に注目されていたベンヤミンはルソー的な甘ちゃんではあったけれど意外と健在 こちらとしても注目していた そこで今回もそのベンヤミンが第一次大戦後に書いた<暴力批判論>を読み始める 公権力(公的暴力=国家暴力)と私権力(私的暴力)の関係を丁寧に論じていて好感が持てる 公権力と私権力 どちらが優先されるべきか 大方の答えは<公権力(国家権力)>であろう ルソーはそれを逆転させた 私権によって公権を基礎づけたのである これはとんでもない暴挙 ルソーがフランスから追放される一因ともなった ルソーはルソーなりに生まれつきの自分の気質(自然=スタンダールのごとき生来のエゴティスト)に従ったまで だがこれは当時の西欧近代社会にとってはまさにブレインストーミングとなるもの この脳内嵐はロシアのプーチンのお蔭で今日もなお続いている ところで最近ウクライナにおけるロシア軍劣勢の報道が盛んに行なわれている それにつれかっては即時休戦などと血迷った敗北主義に陥っていたTVのインチキコメンテーターたちがプーチン批判を盛んにやり始めた ちょっとみっともない しかしこういった定見のない風見鶏と言うのはいつの時代にもどの社会にもいるもの 社会の闇のひとつ いかんせん社会というのは一個人の力だけではどうにもならない そういった関係をルソーは思い切ってひっくり返した 個人を世界の中心にすえた なるほどそれは希望に満ちたことだが所詮は幻想に過ぎまい とはいえ意図的意識的に作り出されたその幻想つまり実によくできた理想は生き残った その後色々とあった反啓蒙の運動によってかき消されてしまったわけではない non finito というミケランジェロの美学標語にも似た形で今日でもなお生き残っている 西欧近代はまだ終わってはいない 皮肉なことにそのことを改めて教えてくれたのは反啓蒙の闇そのものであるプーチンなのである 啓蒙は反啓蒙の力によって生き永らえる : 血も出ないアイドルたちの無血の青春小説<腹を割ったら血が出るだけさ>(住野よる)を読む 啓蒙思想の本に疲れたせい 社会変化というのは社会構成員たちの思い付きや思い込みが呈示され取捨選択されその結果ある程度定着することから生まれる そういった社会の変化を進歩として捉えようとするのが若者たち 退歩(衰退/退行)として捉えようとするのがオッサンたち アイドル活動の文化など老若のそういった違いを如実に示す好例と言えよう 著者住野(若者)はそのアイドル文化を内側から理解しようとする むろんこちらもオッサンなりに理解しようとする だがオッサンにはアイドルというものを外側(外見)からだって理解することはできない まして内側からなんて理解できるはずがない それでもこの小説は大団円になるとにわかに物語的ではなく現実的になる 実際的になる というか実存的になる アイドルたち少女たちは普通の大人たちオッサンたちと同じように自分たちの生き方について悩んでいるのだ どこかほっとする 養老おばさんも言っていたように自分の生き方について深く悩み物事をじっくり考えるようになれば人間その根っこから変われる 気づき(awareness)があれば人は変わる 命短し悩めよ乙女 命短し悩むなオッサン : 最近とみに目が霞む 裸眼だと物の見分けがほぼつかない ボールは勘で打つ 当てずっぽうだ それでも何度も打ち込んでいると当たるようになる 体の持つ<自然のメカニズム>だろうか <自然の治癒力>と同じように不思議なもの そう言えば啓蒙思想の<自然>という概念には<物質的・客観的な自然>と<そのまま・ありのままの自然>の二通りの意味がある 後者の意味を転用・悪用すると<自然法>の得手勝手な押し付けとか解釈また<王権神授説>のような支配者の自己正当化が生まれる 自然科学的・客観的どころの話ではない 似非科学というのはおそらく啓蒙期に始まる <自然に帰れ>式のルソー的な自然崇拝はむしろ主観的内面的な浪漫主義的な自然観に近い にしてもルソーというのは啓蒙期の知識人たちの良心だったのではあるまいか ここしばらく啓蒙思想を読み込んできた結果得られた結論である : ルソーの<学問芸術論>のうちには原始共産制についてはっきりと言及した箇所がある ー 「 悪の第一の源は不平等であり不平等から富が生じた なぜなら貧乏人と金持ちという二つの言葉は相対的なもので人間が平等なところではどこにも金持ちも貧乏人もいないからです 富から奢侈と無為が生まれ奢侈から美術 [芸術] が生じ 無為 [閑暇] から学問が生じた 」( 同 岩波 1943 " ポーランド王への回答 " 91頁 ) ー このような考えが若きマルクスに多少とも影響を与えたのだろう 若い頃にはそんなことにも気がつかなかった にしても芸術が金食い虫であり学問が暇人のやることだというのはまさにその通り 学問芸術の進歩発展が社会を腐敗させると主張するルソーその人もそうであったわけだがこちらそんなルソーに出合うべくして出合った いや再会すべくして再会した 昔はルソーのようなユルふん甘ちゃんにはどうにも我慢ならなかった 桑原武夫編<ルソー研究>を読むのが今から楽しみ こちとらとにかく暇である だがその暇を無為に過ごそうとは思わない といって無理に過ごそうとも思わない : 力が正義なのではない 正義が力なのだ ルソーはおそらくそう言いたかったのだと思う 彼は < 社会契約論 ( ジュネーヴ草稿付 光文社古典新訳文庫 2008 ) >を書く一年ほど前 < 政治経済論 ( 岩波文庫 1951 ) >なる書物を著している それはまだ<国民の一般意志の暗黙の合意及び契約から民主的国民国家の形成を説明する”社会契約論”> にまで煮詰まったものではないが明らかにそれを準備する書物となっている その < 政治経済論 > 中に次のような言葉が出てくる フランス絶対王政の定番であった独占専断横暴(<力は正義だ>とする専制)を糾弾する彼の言葉はそのままウクライナ侵攻を始めたプーチンに当て嵌まるものであろう ー 「 かかる増大 [ 無益な欲望の増大 ] の最も明らかな最も危険な原因の一つは征服欲である この欲望はしばしばそれが表明されるところとは別の種類の野心から生まれるものであり 必らずしもその外見通りではない そしてその真の動機としては国家を拡張するという明確な欲望よりも寧ろ 軍隊の拡大を頼みとしまた戦争の対象が住民の心に興える心気転換を利用して首長の権威を国内において増大するという隠された欲望を持っている 」( 同書 50頁 ) 🎾 2022年12月6日(火) 県内感染者 376,691 [ + 1,719 ] ( 死者 552 [ + 4 ] ) / 日本の感染者 25,268,073 [ + 47,621 ] ( 死者 50,461 [ + 117 ] ) / 世界の感染者 645,288,237 ( 死者 6,641,044 )

活動内容
会員17 ( 2022年5月現在 ) : 写真 / ビデオ

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