2020.4.29 【叙勲】 | 苧阪名誉教授が瑞宝重光章を受章しました。 |
2020.3.30 【採択】 | 日本学術会議大型研究計画「融合社会脳研究センター構想」がマスタープラン2020に採択されました。 |
2020.2.10 【出版】 | 学術会議叢書26「社会脳から心を探る―自己と他者をつなぐ社会適応の脳内メカニズム」が刊行されました。 2018年10月20日に京大で開催された日本学術会議近畿地区シンポジウム「社会脳から心を探る」の書籍化です。目次:発刊にあたって 苧阪直行、「自己と他者をつなぐ社会脳(苧阪直行)」、「社会脳からみた発達障害(菊知充)」、「協力と公正を」支える社会脳(松井三枝)」、「社会脳からみた自己と身体意識(今水寛他)」、付録「日本学術会議 提言【融合社会脳研究の創生と展開】」+用語解説、公益財団法人・日本学術協力財団(1800円) |
2020.2.1 【講演】 | 東京精神神経科診療所協会講演会「融合社会脳研究について」、東京ハイヤットリージェンシーホテル |
2019.12.21 【社会活動】 | 日本学士院公開講演会「学問へのススメ:脳のメモ帳の不思議―ワーキングメモリの探検」、日本学士院講堂(東京上野公園) |
2019.9.13 【講演】 | 【日本心理学会企画シンポジウム】「融合社会脳研究―自己の主体性を考える」、「社会脳に表現された自己と他者」立命館大学 |
2019.9.12 【学会活動】 | 日本心理学会シンポジウム「ワーキングメモリの測定と概念化」企画、立命館大学 |
2019.4.6 【講演】 | 色彩学会関西支部学会賞受賞特別講演「色彩感情の脳内メカニズム」を講演(大阪電気通信大学ホール) |
2018.10.20 【講演】 | 日本学術会議近畿地区シンポジウム「社会脳から心を探る」で「自己と他者をつなぐ社会脳」を講演。(京都大学イノベーションホール) |
2018.9.26 【学会活動】 | 日本心理学会学会企画 シンポジウム「融合社会脳の創生と展開」を開催(仙台国際センター) |
2018.6.3 【受賞】 | 苧阪教授が日本色彩学会賞を受賞しました! 色彩知覚の実験心理学的研究とその認知脳科学的解明の業績による受賞です。 |
2018.3.20 【書籍】 | 苧阪直行・越野英哉著「社会脳ネットワーク入門―認知脳(デフォルトモード)と社会脳(ワーキングメモリ)ネットワークの協調と競合」が新曜社から刊行されました。(2400円) |
2018.1.10 【進講】 | 苧阪教授が皇居正殿松の間での「講書始の儀」で天皇皇后両陛下に「意識をつむぐワーキングメモリ」をご進講しました。 |
2017.9.13 【学会】 | 日本学術会議「脳と意識」分科会(委員長 苧阪直行)からの提言「融合社会脳研究の創生と展開」が日本学術会議第249回幹事会で採択されました。詳しくはこちらをご覧ください。 |
2017.2.16 【論文】 | Minamoto, T., Tsubomi, H.,& Osaka, N. (2017) Neural mechanisms of individual differences in working memory capacity: Observations from functional neuroimaging studies. が米国心理科学会Current Directions of Psychological Science 誌にアクセプトされました。 |
2017.1.6 【学会】 | ニュースページの【学会・シンポジウム情報】を更新しました。 |
2016.12.19 【受賞】 | 苧阪教授が日本ワーキングメモリ学会賞を受賞しました! 国際ワーキングメモリ学会開催(2004)と日本ワーキングメモリ学会創設(2004)の貢献とワーキングメモリ研究の国際的寄与に対しての業績による受賞です。 |
2016.10.12 【記事】 | 苧阪教授の記事が日本学士院ニュースレターに掲載されました! 「心理学―哲史文と理系の交差点」No.18,6-7. |
2016.6.13 【論文】 | 苧阪教授の論文がClinical Neuroscienceに掲載されました! 詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2016.6.13 【学会】 | 学会活動のページを更新しました。 |
2016.4.22 【論文】 | 苧阪教授の論文が日本学士院紀要に掲載されました! 詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2015.12.10 【書籍】 | 社会脳シリーズ第9巻(最終巻)が発売されました! 苧阪直行編著「ロボットと共生する社会脳―神経社会ロボット学―(新曜社、社会 脳シリーズ第9巻、4600円)」 心の理論をもつロボット、掃除ロボット、介護ロボット、産業ロボット、ワーキングメモリロボットなどと共生する社会ロボットが社会脳をもつ可能生を検討し、近未来社会を予測する。ロボットを通して人間とは何かを再考し、認知ロボット学と社会脳科学をむすぶ最前線を紹介。巻末に社会脳シリーズ全9巻の事項、人名索引付。 目次:第1章心の理論をもつ社会ロボットーロボットの他者性をめぐって(苧阪直行)、第2章ロボット演劇が魅せるもの(坊農真弓・石黒浩)、第3章人工共感の発達に向けて(浅田稔)、第4章ロボットに「ヒトらしさ」を感じる人々(神田崇行)、第5章遠隔操作アンドロイドを通じて感じる他者の存在(西尾修一)、第6章アンドロイドへの身体感覚転移とニューロフィードバック(西尾修一)、第7章間隔・運動情報の予測学習に基づく社会認知機能の発達(長井志江)、第8章人間とロボットの間の注意と選好性(吉川雄一郎)、ブレインマシンインターフェースーQOLの回復を目指して(平田雅之)、社会脳シリーズ1-9巻全巻事項 索引+人名索引 |
2015.12.4 【受賞】 | 苧阪教授が平成27年度日本心理学会国際賞(功労賞)を受賞しました! 詳しくはこちらをご覧ください。 |
2015.8.26 【論文】 | 苧阪教授の論文が基礎心理学研究に掲載されました! 詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2015.8.26 【論文】 | 苧阪教授の論文が老年精神医学雑誌に採択され印刷中です! 詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2015.8.26 【論文】 | 源特任助教の論文がCortexに掲載されました! 詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2015.6.22 【書籍】 | 著書リストを更新しました。 日本音響学会編、苧阪直行共著 (2015)「音響サイエンスシリーズ13 音と時間」が7月17日にコロナ社から発売されます(3888円)。詳しくはニュースの書籍情報もしくは著書リストをご覧ください。 |
2015.6.17 【論文】 | 池田特任助教の論文がFrontiers of Human Neuroscienceに採択され印刷中です! 詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2015.6.17 【論文】 | 矢追助教の論文がFrontiers of Human Neuroscienceに採択され印刷中です! 詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2015.3.24 【論文】 | 源特任助教の論文がAttention, Perception & Psychophysicsに採択され印刷中です! 詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2015.3.24 【書籍】 | 社会脳シリーズ第8巻が発売されます! 苧阪直行編著 (2015)「成長し衰退する脳―神経発達学と神経加齢学」が3月31日に新曜社から発売されます(4860円)。新生児の高次社会脳の発達から高齢者の脳機能の衰退(ワーキングメモリの衰退、認知症)までを最新のデータでレビューします。 |
2015.1.13 【論文】 | 大学院生・東さんの論文がJournal of Eye Movement Researchに掲載されました! 詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2015.1.13 【論文】 | 源特任助教の論文がFrontiers in Human Neuroscienceに掲載されました! 詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2014.9.20 【書籍】 | 社会脳シリーズ第7巻が発売されました! 社会脳シリーズ第7巻,小説を愉しむ脳―神経文学という新たな領域―が9月20日に発売されました。詳しくはニュースの書籍情報もしくは書籍リストをご覧ください。 |
2014.7.29 【書籍】 | 社会脳シリーズ第6巻が発売されました! 社会脳シリーズ第6巻,自己を知る脳・他者を理解する脳―神経認知心理学からみた心の理論の新展開―が7月25日に発売されました。詳しくはニュースの書籍情報もしくは書籍リストをご覧ください。 |
2014.7.29 【書籍】 | 苧阪満里子教授が講談社ブルーバックスから「もの忘れの脳科学―最新の認知心理学が解き明かす記憶のふしぎ」(800円)を出版しました。 |
2014.7.16 【論文】 | 越野教授の論文がScientific Reportsに掲載されます! 詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2014.7.16 【論文】 | 大塚研究員の論文がQuarterly Journal of Experimental Psychologyに掲載されます! 詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2014.7.4 【論文】 | 苧阪満里子教授の論文がScientific Reportsに掲載されます! 詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2014.4.22 【論文】 | 田邊(石橋)研究員の論文がFrontiers in Psychologyに掲載されます! 詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2014.4.16 【論文】 | 松吉特任助教の論文がFrontiers in Psychologyに掲載されます! 詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2014.3.19 【書籍】 | 社会脳シリーズ第5巻が発売されました! 社会脳シリーズ第5巻,報酬を期待する脳―ニューロエコノミクスの新展開―が3月15日に発売されました。詳しくはニュースの書籍情報もしくは書籍リストをご覧ください。 |
2014.2.5 【論文】 | 論文リストを更新しました。 Yaoi, et al. (2013)のJournal of Physiology論文,Minamoto, et al.(2014)のPLoS One論文の掲載ページを更新しました。 詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2013.12.7 【論文】 | 源特任助教の論文がPLoS Oneに掲載されます! 詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2013.10.24 | 本プロジェクトの中間報告書を掲載しました。 平成24年10月までの主要な研究成果をまとめた中間報告書を作成しました。社会脳プロジェクト(基盤S)からPDFファイルをダウンロードすることができますので,是非ご覧ください。 |
2013.10.3 【論文】 【書籍】 【学会活動】 | 矢追研究員の論文がJournal of
Physiologyに掲載されます! 詳しくは論文リストをご覧ください。 著書リストを更新しました。 著書リストに,社会脳シリーズ4巻「美しさと共感を生む脳」の表紙画像を掲載しました。 学会活動を更新しました。 8月のECEMでの発表情報を掲載しました。 |
2013.9.2 【学会活動】 【書籍】 | 日本心理学会第77回大会でシンポジウム「社会脳研究の最前線―ハイパースキャニングによる共感/協調的コミュニケーション―」を開催します! 詳しくはニュースのページをご覧ください。 著書リストを更新しました。 著書リストに,社会脳シリーズ3巻「注意をコントロールする脳」の表紙画像を掲載しました。 |
2013.8.22 【論文】 【書籍】 | 越野教授(カリフォルニア州立大学)他の論文が『心理学評論』に掲載されます! 詳しくは論文リストをご覧ください。 書籍情報を更新しました。 社会脳シリーズ第3巻・第4巻の情報を掲載しました。詳しくは著書リストをご覧ください。 |
2013.8.15 【論文】 | 苧阪教授の論文が『ホモコントリビューエンス研究所報告』に掲載されます! 詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2013.2.26 【論文】 | 論文情報を更新しました。 坪見特任助教・苧阪教授の心理学研究掲載論文「視覚的注意の時間処理制約が順序知覚におよぼす影響」の掲載ページを更新しました。詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2013.2.6 【論文】 | 苧阪満里子教授の論文がScientific Reportsに掲載されます! 詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2012.12.28 【社会活動】 | 社会活動を更新しました。 苧阪教授が日本学士院新会員に選定されました。詳しくは社会活動のページをご覧ください。 |
2012.11.22 【学会活動】 【書籍】 | 学会活動を更新しました。 学会活動に,11月29日・30日に京都大学稲盛財団記念館で行われる,前頭前野国際シンポジウムの発表情報を追加しました。 著書リストを更新しました。 著書リストに,社会脳シリーズ第2巻「道徳の神経哲学ー神経倫理から見た社会意識の形成ー」の表紙画像を掲載しました。 |
2012.11.16 【論文】 | 論文リストを更新しました。 苧阪教授他のPLoS One掲載論文「Effect of intentional bias on agency attribution of animated motion: An event-related fMRI study」の掲載ページを更新しました。 |
2012.11.01 【論文】 【国際学会】 | 論文リスト,学会活動を更新しました。 苧阪教授の児童心理,高次脳機能研究論文の掲載ページを更新しました。 苧阪直行教授・苧阪満里子教授・源研究員・矢追研究員が10月のSfNで行った研究発表の情報を掲載しました。 |
2012.10.30 【書籍】 | 苧阪直行編 社会脳シ リーズ第2巻「道徳の神経哲学―神経倫理から見た社会意識の形成―」(新曜社)の刊行予定は11月になりました。 |
2012.10.23 【書籍】 |
「未来の大学教員を育てる―京大文学部のプレFDの挑戦」出口康夫・田口真奈(編著)が2013年に刊行されます。 苧阪教授は「京都大学大学院文学研究科プレFDプロジェクト誕生の背景」の中で,2008年頃の京大文学部OD(オーバードクター)のFD(ファカルティーディベロプメント)プロジェクト誕生の経緯と教育理念について当時の研究科長の立場から述べています。博士号を持ちながら研究職がないOD問題を,FD連携の「教えることの楽しさ」の経験を通して将来展望し,さらに日本の科学技術立国の近未来の危機について言及します。 |
2012.10.10 【書籍】 |
苧阪直行編 社会脳シ リーズ第2巻「道徳の神経哲学―神経倫理から見た社会意識の形成―」(新曜社)が10月に刊行予定です! |
2012.10.10 【論文】 |
苧阪教授他の論文がPLoS Oneに掲載されます! 「意図」という社会脳の中核的機能をアニメーション動画を工夫して解明した論文です。詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2012.9.28 【論文】 |
Tsubomi他論文(ベキ法則がfMRIのBOLD信号で説明可能で、フェヒナーの内的心理物理学をfMRIで明らかにした)がJEP:HHP電子版に掲載されました。 詳しくは論文リストをご覧ください。 |
2012.9.7 【学会活動】 |
日本心理学会第76回大会でワークショップ「社会脳科学の最前線(1)」を開催します! 詳しくはニュースのページをご覧ください。 |
2012.8.10 【論文】 |
苧阪教授の論文が児童心理に掲載されます! 坪見特任助教・苧阪教授の論文が心理学研究に掲載されます! |
2012.7.19 【学会活動】 |
学会活動のページを更新しました。 学会活動のページに,6月のOHBM(中国)と7月のAPCV(韓国)での発表情報を追加しました。 |
2012.7.5 【論文】 |
坪見特任助教他の論文がJounal of Experimental Psychology: Human Perception &Performanceに掲載されます! 今回のJEP論文は1860年ドイツのG.T.Fechnerによって提案されたInneren Psychophysik(内的心理物理学)の構想を152年ぶりにfMRI(脳のBOLD信号)によって初めて取り出した試みです。1978年にOsaka, N., & Yamamoto, M. (1978). VEP latency and RT as power functions of luminance in the peripheral visual field. Electroencephalography and Clinical Neurophysiology, 44, 785-788. をfMRIを用いてさらに発展させたものです。 |
2012.7.5 【論文】 |
論文掲載情報 論文リスト,苧阪直行教授の発達科学入門の掲載ページを更新しました。 |
2012.6.12 【プロジェクト】 |
美馬准教授がプロジェクトメンバーに加わりました! 京都大学医学研究科の美馬達哉准教授が連携研究者として本プロジェクトメンバーに加わりました。 社会脳プロジェクト(基盤S)ページのプロジェクトメンバーをご覧ください。 |
2012.6.7 【論文】 |
論文掲載情報 論文リスト,松吉特任助教他のPLoS ONE論文の掲載ページを更新しました。 |
2012.6.6 【シンポジウム】 |
日本学術会議「脳と意識」シンポジウム ニュース欄,学会・シンポジウム情報の安西祐一郎先生の講演題目を更新しました。 |
2012.5.14 【論文】 |
松吉特任助教他の論文がPLoS ONEに掲載されます! Matsuyoshi, D., Ikeda, T., & Osaka, N. (2012) Differential roles for parietal and occipital cortices in visual working memory 頭頂間溝IPSは課題関連・無関連の全情報を処理するが,背側後頭葉のみが関連情報を符号化していることを,カラー刺激パラダイムを用いて明らかにした視覚ワーキングメモリの研究論文です。本プロジェクトでは3本目のPLoS ONE論文です。 |
2012.5.12 【報道】 |
日経新聞夕刊5面「こころ」欄に苧阪直行教授の「笑いの心理学」が掲載されました! 「心理学者から見た笑い」として,笑いと社会脳,ワーキングメモリについてのインタビュー記事が掲載されています。顔写真が大きすぎて恥ずかしい。 |
2012.4.24 【論文】 |
苧阪満里子教授他の論文がBehavioural Brain Research に掲載されます! Osaka,M.,Yaoi, K., Otsuka, Y., Katsuhara, M., & Osaka, N. (2012) Practice on conflict tasks promotes executive function of working memory in the elderly 高齢者のワーキングメモリの注意の実行系がコンフリクト課題の訓練で改善されることが分かりました。本邦で急増中の高齢者への朗報です。 |
2012.4.1
【研究室】 |
矢追研究員が本プロジェクトに着任しました! 矢追研究員が京都大学文学研究科で本年3月末に無事博士号を取得。おめでとうございます。そして学振DCから本プロジェクト専任研究員に着任しました。本プロジェクトは分担研究者とその研究員などを加えると総勢30名規模となる模様。 |
2012.3.25 【書籍】 | 苧阪直行編「社会脳科学の展望」第1巻「脳から社会をみる」が刊行されま
した! 『社会脳科学の展望―脳から社会をみる―(社会脳第1巻)』(新曜社,2,800円) 刊行後1ヵ月半で印刷部数の半分が売れたとのこと(5.14現在)。第2巻は神経哲学・神経倫理の予定で準備中です。自己と他者を結ぶ社会意識はどのように脳内に表現されているか―。この問いを,理系の鋭いクワで豊かな人文知(文系)の畑を耕すことを通して明らかにし,新たな学術の芽を育てることを目的としています。社会脳をめぐる新たな学問を創成することで,社会不適応の脳内メカニズムを探り,現在の日本がかかえる高齢者や教育の問題を再考します。「社会脳シリーズ」も本基盤(S)プロジェクト「社会脳を担う前頭葉ネットワークの解明」がその目標の一端を担っています! |
2012.2.5 【論文】 |
苧阪満里子教授他の論文がFrontiers of Human Neuroscience に掲載されました! Osaka, M., Otsuka, Y., & Osaka, N. (2012) Verbal to visual code switching improves working memory in the elderly: An fMRI study. Frontiers of Human Neuroscience, 6:24. 高齢者のワーキングメモリが言語を視覚イメージに変換する訓練で改善されることが分かりました。高齢者への朗報です。 |
2012.2.4 【論文】 |
苧阪直行教授の論文が高次脳機能研究に掲載されました! 苧阪直行 (2012). 前頭前野とワーキングメモリ. 高次脳機能研究, 32, 7-14. 前頭前野とワーキングメモリの関わりについての論文です。昨年の高次脳機能障害学会での特別講演をもとにしています。 |
2012.2 【論文】 |
源研究員他の論文がBrain Researchに掲載されました! Minamoto, T., Osaka, M., Engle, R. W., & Osaka, N. (2012) Incidental encoding of goal-irrelevant information is associated with insufficient engagement of the dorsal frontal cortex and the inferior parietal cortex. Brain Research, 1429, 82-97. 無関連情報の符号化が背側前頭領域や後部頭頂葉の関わりの不十分さで生じることを解明しました。ジョージア工科大のワーキングメモリ研究者Engleとの共同研究です。 |
2012.1.16 【報道】 |
苧阪満里子教授(大阪大学大学院・人間科学研究科)がNHK「あさイチ」に出演しました! メインテーマは「物忘れよさようなら」。本プロジェクトの分担研究者である苧阪満里子教授が,ワーキングメモリを測定するリーディングスパンテスト(RST)を紹介しました。スタジオでは有働アナウンサーたちもRSTに挑戦しています。ATR(国際電気通信基礎技術研究所)でのfMRIを用いた脳イメージングの実験風景も放映され,多くの反響をいただきました。 |
ここ20年間、意識の科学的研究がテーマです。現在、意識の三階層モデルに基づき実験心理学的研究と認知脳科学的研究を統合するアプローチでデカルト以来の脳と心の問題に取り組んでいます。研究テーマは、意識の基盤を形成している社会脳(Social Brain)と視覚的/空間的/言語的ワーキングメモリの研究です。視覚の心理物理学、ロボットのワーキング・メモリ、心の理論の脳内機構、リカーシブな意識と前頭葉のかかわりなどをfMRI、TMS、tDCSや視線計測を用いて検討しています。
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
Phone/FAX:075-753-2848
オフィス:文系学部校舎2階L202号室