きびだより No.8  2002年5月24日(水)


桃の花
岡山の桃

 岡山県の桃の栽培は明治期に本格的に始まり、品種改良などでその種類は増え「白桃」「白鳳」「紅清水」「大和白桃」など百品種余りもあるそうです。それらの品種のルーツになる「白桃」は明治期に岡山で生まれ、名品として受け継がれています。 現在、桃栽培の盛んな山梨や福島、長野などの大半の桃も、岡山の桃がルーツになっているそうです。
 津高地区へ桃が導入されたのは明治初期、山内善男と大森熊太郎という人によって最初に植栽されたそうで、津高地区のやや粘い土壌に適した「大和白桃」を主体に栽培しています。
 岡山の桃は「白桃」で有名だといえるでしょう。 他県の桃は袋がけをしないところが多く、そのため赤みを帯びた色をしていますが、岡山の桃は一つずつ紙袋をかけます。これは直接太陽光線があたらないように育てるため岡山の桃は肌が白く上品な雰囲気を醸し出しています。
 
桃の実桃の実桃の実

袋がかけられた桃の実 散歩していて出会った農家のおじちゃんが、桃は傷つきやすい果物だから出荷用は完熟する1週間くらい前に摘むけれど、木で完熟した桃は夕方には手で持った所から色が変わる、完熟した桃を摘んですぐ食べたら美味し摘果された桃の実いよと教えてくれました。
 桃の実が実る頃までには、おじちゃんと友達になって完熟した桃を1個でも食べたいなと思いました。
 津高の桃は摘果が済んでオレンジ色の袋が被され色白の甘い桃へと成長しています。出荷時期は清水白桃(7月下旬から8月上旬)大和白桃(7月の中旬から8月上旬)白桃(8月中旬)紅清水(7月中旬から7月下旬) 頃だそうです。

岡山駅前の桃太郎の像
街を歩けば桃太郎

 「むかし、むかしある所におじいさんとおばあさんがいました。ある日、おばあさんが川で洗いものをしていると、大きな桃が流れてきました。その桃を家で割ると、不思議なことに中から男の子が飛び出した。桃から生まれた男の子は桃太郎と名づけられました・・・」でおなじみの桃太郎の昔話を知らない人は少ないと思います。
 岡山は桃太郎伝説の発祥の地と言われ岡山駅前には、犬、猿、キジを従えて鬼ヶ島へと向かう桃太郎の銅像が立っています。駅前から後楽園に向かう電車通りは「桃太郎大通り」と名付けられているほどどこへ行っても桃太郎づくしです。
 なんと消火栓の蓋も水道の仕切弁の蓋もマンホールの蓋にも桃太郎が、5年前に岡山に住んでいた時には気づかなかったけれど何時からこんなに可愛くなったのでしょうか?5年ぶりの岡山での生活は「桃太郎」ではなくて「浦島花子」のようで、無くなっている物もあって寂しく思うこともありますが、知っている街での新しい発見もまた楽しいものです。
消火栓の蓋
消火栓の蓋 消火栓の蓋

水道局仕切弁の蓋
水道局仕切弁の蓋 水道局仕切弁の蓋 水道局仕切弁の蓋

マンホールの蓋(大・小)
マンホールの蓋 大 マンホールの蓋 小


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