基準適用委員会報告書(抜粋)−−労働側議長のコメント


8 労働者代表は、個別リストには含まれていないが、・・・重要だと思われる三つのケースについてコメントを発表した。その最初が、・・・日本(29号条約違反)である。専門家委員会はこの件に関して詳細で正確な見解を出し、日本政府が具体的な行動を早急にとるべきであることを主張した。それは本来、政府自身による個人補償の問題であり、韓国女性が勝利した第一審判決の実現である。とくに、日本政府が各国の女性に対する性的虐待の責任をはっきりと認めて謝罪することである。

労働者代表は、…専門家委員会の報告はこの問題の根底をなす基本的かつ普遍的な原則を正しく強調していると考える。それは、日本政府がこの件に関する行動とイニシアチブを強化・加速することを強く主張している。

多くの女性たちは、彼女たちに示された謝罪を受け入れなかった。なぜなら、これらの謝罪は政府が戦時中に犯した罪の責任を認めたことか示されていないからである。しかも、謝罪の手紙が基金の提供を受け取った女性にしか送られていない。日本政府は、犠牲者の大多数の期待に応える現実的な解決策を見出すために、関連労組、被害者女性を代表する団体、および関連国政府と会合を持つためのイニシアチブをとるべきである。

・・日本政府がどういう行動をとるかは、専門家委員会と本委員会の今後の対応にとって決定的なものになるだろう。

強制連行・企業責任追及裁判全国ネットワーク発行「強制労働問題の解決のために−−ILO闘争−専門家委報告と87回総会参加の報告」より引用しました。


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