【太陽光・風力発電トラストは】
私達、人間の活動で引き起こされる地球に対する環境負荷を引き下げようと、1994年宮崎で始まったノンプロフィットな市民運動です。具体的には、自分達の使う電気は、自分達で作ろうと、太陽光発電による「市民の、市民による、市民のための、共同発電所」=市民共同発電所「ひむか1号」を当時、九州電力の原発立地候補地となっていた宮崎県串間市にサルの研究で有名な三戸サツエさんと共同で作りました。このほか、これまで以下のように宮崎でトラスト主催の講演会を講師を招いて開いてきました。
□1994年、第1回、民間人で一番に系統連携発電を始めた井口正俊さん
現在「太陽光発電普及協会会長」
こちらのグループは、皆さんホームページを作っておられます。
http://www.globe.or.jp/fanta/forum/sun/ にあります。
□1994年、第2回、当時、新エネルギー財団理事の山梨晃一さん
現在、中国大連省エネルギーセンターのチーム
リーダーとして活躍中、訳書にワールドウオッ
チ21シリーズ「エネルギー大潮流」
□1995年、第3回、日経新聞佐賀支局長の井田均さん
著書「カリフォルニアに風力発電の多い理由」ほか
□1996年、第4回、エネルギーフォーラム2001のメンバー、飯田哲也さん
また、太陽光発電普及促進を訴え要望書を国、県、電力会社(具体的には九州電力)電事連に出しました。(テレビ、新聞で紹介されました)
これまでに、トラストのサポートで会員の中から「ひむか1号」以外に、5人程が自宅に太陽光発電所をつくっています。このレポートの筆者、中川の宮崎にある自宅の屋根にも4.98キロワットの太陽光発電システム「ひむか2号」が乗っています。
(ひむか2号君は、発電開始1年間の実績5500キロワット時以上、ざっと計算して、あまり電気を使わない家庭の2軒分位?単身赴任中の私が個人的に使う電気、一ヵ月150キロワット時位と宮崎の私の配偶者が使う電気200キロワット時、併せて350キロワット時位は十分まかなっています。残りは、皆さんの家庭に?会社に?まあ、電気が必要とされているところに、供給されています。随分、原価の高い電気、135円位ですが、電力会社に供給する価格はこれとくらべるとあまりに安い、21円ちょっとです。私は、時々悲しくなります。何故なら、ひむか2号くんがつくった電気は、パチンコやさんなんかでも無駄?に使われているからです)
【市民共同発電所「ひむか1号」は】
宮崎県串間市市木の三戸サツエさんの幸島自然苑にあります。始めは、京セラ製の51ワットのパネル20枚と廃車のバッテリーを使った独立系太陽光発電からはじめました。その後、太陽光・風力発電トラストが会員の皆さんから預かった太陽電池パネルを、系統連携用インバーターを設置者の三戸サツエさんが提供、共同で、4キロワットを少し越えるものを1994年8月に完成させました。調子は余り良くないのですが、それでも一軒分以上の電気をつくって皆さんの家、会社、学校、病院など、さまざまな電気を必要とするところにへ、九州電力の送電線をとうして送っています。
【幸島自然苑は】
幸島の芋洗いサルの研究で有名な三戸サツエさんが、未来の子供たちに自然を残そうと個人で主催する文化、教育拠点です。三戸さんは、今年82才です。ここは、原発立地の話しが持ち上がる前は、財団法人にして地域振興に役立てようと今は原発推進にまわってしまった市の経済団体もサポートしていました。
【トラストは会員募集を継続中】
太陽光・風力発電トラストはパネル会員を募集しています。会員には、ひむか1号くんのパネルを1枚につき5万円を出資して持ってもらいます。51Wのパネルと64Wのパネルがあります。会員になるということは、小さいけれど社会に貢献する、自分の発電所を持つことです。そのパネルで出来た電気は九州電力の送電線をとうして、貴方の所にも届きます。(国内の9電力は、全部送電線で繋がっていますから、あなたが九州に住んでいなくても、当然、あなたの所にも届きます。ただし、夜間は電気を起こせないので使わないですませられる電気は使わないようにしましょう)電気を売って、電力会社から振り込まれたお金は、直接お返しはしません。発電所開設にあたって、系統連係用インバーターの購入費用に100万円を負担した三戸サツエさんに幸島自然苑の活動資金として使って貰っています。賛同される方は是非、会員になって頂きたいと思います。(国の補助金を貰わないで作ったため今だにトラストは赤字のままです。)
太陽光・風力発電トラスト 運営委員 中川修治 1996/5/17
【トラストは何故、系統連携発電なのか】(1996/05/09)
我々、太陽光・風力発電トラストが、余った電気を送り返す系統連携発電にこだわる理由は、それぞれのパネルの所有者に、発電した電気を届けたいからです。確かに、起した電気をバッテリーに蓄えて、独立系して自分の所だけで使う事だって出来ます。しかし、それでは、「自分の所だけ、原発に世話になっていない」と、言っているように思えるのです。それは、何処かに、自分の手だけが汚れていないと免罪符を手にいれようとしているように思えるのです。いらぬお世話と言われても、トラストは放射能をつくらない、奇麗で環境を汚さない電気を皆さんに届けたいのです。
それに、私達は、バッテリーを作ったり、廃棄することに使うエネルギーも環境負荷が増えることになる事を知っています。だからこそ、逆に、私達は、お日様の恵みを、原発が必要だと思っている方々にも届け、その考え方を変えて貰いたいと思っているのです。
【「もんじゅ」の事故で思ったこと】
いくら、努力をしてみせても、原子力は我々の手には負えないようです。開発が始まってから、半世紀以上が経過しているにもかかわらず、放射能は、我々にとって、危険なものであることに変わりはありません。 電気は、確かに今の我々の生活に必要不可欠のものです。でも、だからと言って、私は、それと、引き替えに、次の世代の未来を担う子供達や、未来の世代に放射性廃棄物を押し付けてはいけないと思っています。それに、現在あるような独占された電力会社や、国家によるプルトニウム利用の巨大な原子力帝国の管理された囚人になりたいと思ってはいないのです。
私は、人を支配しようと思ってもいませんし、人に支配されたいとも思っていません。同じ時代に、同じ地球の上で、生きている仲間として助けあい、自分の可能性や能力を伸ばしていく事の出来る世の中で生きたいと思っています。 少なくとも、電気の作り方については、これまでの様な、大規模な発電所を作るのではなく、別のやり方があると思っています。一応、滋賀大の先生の協力で、トラストのホームページが出来ています。
http://www.sue.shiga-u.ac.jp/WWW/dept/butsuri/homep-2.htm と http://202.218.225.66:80/trust/ にあります。まだ、余り、見栄えの良いものになっていませんが、御覧になってください。もし、協力していただける事がありましたら、電子メールで ng-nd@mx.biwa.or.jp まで連絡下さい。
PS. このような共同発電所は、日本中、いろんな所に出来ると良いと思います。私たちのやり方を参考に、各地で同じように、「市民の、市民による、市民のための、共同発電所」設置に取り組んで頂ければと思っています。その為の協力は惜しみません。国の補助金もあります。また、お互いに情報を交換できればと思っております。
⇒このページはリンク・フリーですが、一応、連絡ください。
グリーンなリンクのページも作る予定ですが、なにぶん、不慣れなので、
いつのことになるやら・・・
珠洲については http://www.nsknet.or.jp./~kitano/index.html に
巻については http://www.bekkoame.or.jp/~nnpp/maki.html や
http://quasar.ed.niigata-u.ac.jp:80/~kakuda/ や
http://www.asahi-net.or.jp/~rx2s-ssgw/ に
ありますよ。
そうそう、あの「もんじゅ」のページは
http://miya.ecn.fpu.ac.jp/monju.htm に
ありました。
私の見解では、今回の選挙結果は、都会の欲望の集積の代理人たる原発推進派と、当り前の自立を求める人間の戦いだったと、総括します。それにしても、助役さんは逮捕されるし、もしかして、連座制適用となると・・・・。一体、どうなるんでしょうね〜〜〜〜〜。ご存じの方、いたら、是非、教えてください。お願いします。