μニュートリノとτニュートリノの間で振動が起きるとする。
μニュートリノが距離L走ったとき,τニュートリノに変わっている確率(割合):P
| Pμ→τ = sin22θ sin2[1.27 (Δm2/eV2)(E/GeV)-1(L/km)] |
|---|
Δm2: 2つの質量固有値の2乗の差
θ: 混合角
L: ニュートリノの走る距離
E: ニュートリノのエネルギー
superKamiokandeの観測によれば,大気ニュートリノ(E〜2GeV)では上からと下からの個数に差があるということである。 上空30kmからのニュートリノはほとんど変換しない,すなわちP〜0,と解釈される。 また,下,つまり地球の裏側からでは,L〜12800kmという大きい値になる。実際のニュートリノのエネルギーに幅があるため,わずかのEのちがいでPの値は激しく振動することになる。 したがって平均すると,下から来るニュートリノは半分くらいにまで減る。
K2K実験では,筑波のKEKから神岡(約250km先)にニュートリノビームを打ち込む。
ニュートリノに質量があると,そのスピードは光よりもわずかに遅くなり,超新星からの到着時間がΔtだけ遅れる。
| Δt = 2.57 (D/50kpc)(10MeV/Eν)2(mν/10eV)2秒 |
|---|
mν: ニュートリノの質量
Eν: ニュートリノのエネルギー
D: 超新星の距離