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ペース・メソッドとは

 ニューヨーク・コロンビア大学名誉教授ロバート・ペースによって開発された、最新の教育学・心理学的知見に基づくピアノ指導法です。
 幼児の導入期から上級まで一貫した「らせん学習」により、音楽の分析、即興演奏、初見演奏、移調、作曲、指の訓練などを通じて、いろいろな分野の音楽に触れながら、感性豊かな演奏技術を育てます。

らせん学習(スパイラルラーニング)

 「らせん学習」では、幼児の音楽学習導入期から一貫して、音楽の基本的な構造を、子どもでも理解できるようなかたちで概念化し、体で感じながら、演奏・作曲などの実践を繰り返していくことで、徐々に高度な音楽の演奏・作曲技術までも身につけていくようにします。



はじめは小さな円を描きながら、徐々に円を拡大していくことで、最終的には驚くほど高度な能力を無理なく身につけていくことができます。

 
 

バランスのとれた総合学習

 ペースメソッドのらせん学習は、同時に総合学習でもあります。
 従来のピアノ教育では、機械的に指を鍛え、楽譜を機械的に読んで、先生に言われるがままに意味も分からずただ記号にしたがって、フォルテを強く、ピアノを弱くただ弾く、といった指導がままなされていました。
 しかしペースメソッドでは、幼児の導入期から、目と耳と指の連係を進め、音楽の構造をきちんと理解しながら、ピアノを弾く能力を育んでいきます。そのために、驚くほど多様な活動をレッスンの中に組み込んでいます。


徹底した全調メソッド

 従来のピアノ教育では、ハ長調から徐々にシャープ・フラットを増やしていくのが一般的でしたがペースメソッドでは、すべての調を最初から扱っていき、幼児の導入期から黒鍵ばかりの変ト長調(Gフラット=Fシャープ)なども積極的に用います。相対的な音の上下の感覚(いわゆる相対音感)と楽譜上の音符のパターンをしっかり結びつけることで、高い初見能力と自在に移調して演奏できる能力を身につけ、ピアノ以外のどんな楽器の楽譜でも自由自在に読む能力を結果的に養っていきます。従来のピアノ教育では、ピアノ以外の楽器の楽譜は全く読めない人が多く生み出されていました。 もちろん相対音感を身につけるためのさまざまなアクティビティは、絶対音感を獲得するうえでも役立てられています。

あらゆる様式の音楽

 従来のピアノ教育では、古典派の時代に作られた練習曲からはじめ、徐々に近代の音楽に進んでいくというのが一般的なスタイルでした。そして、それらとは何のリンクもなく、子どもが親しんでいるジブリの曲やJポップスの曲などを興味本位で弾かせるといったことが今でもよく行われています。
 しかしペースメソッドでは、初歩の段階からピアノで演奏可能なあらゆる種類の音楽をバランスよくとりこんでいます。なじみ深い長調、短調の曲だけでなく、全音階的音楽、半音階的音楽、複調音楽、旋法音楽、十二音音楽、四度音楽、ブルース・スケール、五音音階といったさまざまな音楽が登場します。こう書くと難しそうに聞こえますが、たとえば全音階的音楽は、鉄腕アトムの主題歌や「A列車で行こう」といった曲で効果的に使われていますし、「風の谷のナウシカ」のテーマ曲は、旋法に基づく音楽です。ジャズの基本はブルース・スケールでできていますし、日本の民謡の多くは五音音階でできています。
 こうした音楽に徐々に親しみながら、より高度な曲を自然に体得し、自由自在に演奏・作曲できるよう、らせん状に課題曲が配列されています。

グループ・レッスン、二人組及び個人レッスン

  ペースメソッドは、4人程度のグループレッスンと二人組のレッスンを中心に考えられています。
 グループレッスンは、幼児のグループでは、遊び的な集団のアクティビティを通じて、音楽を楽しみながら身につけていくことに役立てられています。小学生以上においても、作曲や即興演奏の要素が大きいペースメソッドならではの意義がグループレッスンにあります。すなわち、他の生徒の作品や演奏からの刺激を受け、そこから多くを学ぶことが期待されています。またその小集団はさらに二人組に分けられ、自分で弾くだけでなく、ペアの相手の演奏を聴いて、互いにアドバイスをしあうという活動を行います。連弾も積極的に行われます。
 従来のピアノ教育では、独奏の練習ばかりが行われがちでしたが、音楽本来の楽しみの多くは、他者とともに一つの音楽を共有することにあります。連弾の経験を積むことで、ピアノ以外のさまざまな楽器の演奏や歌を他の人と一緒に楽しむときの、基本的な音楽的能力を養っていくことができます。

 もっとも、いつも進度を同じくし、スケジュールのあうような生徒さんがほかに見つけられない場合もありますので、そのときは柔軟に個人レッスンも行っています。
 でもできれば、新たに入会を希望する方はぜひ同じレベルの方を一緒に誘っていらしていただけると、より理想的なレッスンが可能になるはずです。

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